愛しのChat Noir
『猫になりたい』が口癖の三十路間近のしがない会社員、浅野俊はある晩、バーで隣り合った男から「君、仕事を辞めて僕の飼い猫にならないか?」と持ちかけられる。
男の名は鶴澤智彦、小説家だ。
最近愛猫を亡くして仕事に不調をきたしている智彦はDomで、今まで猫で発散していたひたすら甘やかしたいという欲求が叶えられるなら相手はNeutralの俊で構わないという。
表向きは家政夫だが、家事も一切やらなくていいし居場所さえ特定できれば出かけるのも自由、衣食住も保証され、もちろんセックスもなしというずっと夢見てきたような生活――そんなうまい話があるか、と疑う反面、なぜか抗いがたい誘惑に俊は承諾してしまう。
こうして智彦の飼い猫として一緒に暮らすようになった俊。
今まで感じていた体調の悪さもなくなって全て順風満帆かと思いきや……。
究極の愛のかたち…溺愛のDom/Subユニバース!
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