失業中の祐介は、ある晩エキゾチックな美貌の青年ラフィークと出会い、彼の邸宅に招かれる。<br />そこは豪奢な宮殿で、なぜか動物の赤ちゃんがいっぱい。<br />自分の住む世界に来て番になり、世継ぎを産んでほしい、とラフィークに迫られた祐介は、とりあえず一夜の関係のつもりで抱かれるが、そのまま彼の住む異世界に連れていかれてしまう。<br />ラフィークは人間と獣の血を引く獣人たちの国、カルナーンの王で、真の姿は黒豹だった……。<br />