時を遡ること、およそ千年の昔、 カルデリア魔法王国、いまだ健在なりし頃…… 「人の子らよ、ゆめ忘るることなかれ。<br /> われ今はただ、つかの間の浅き眠りの中にまどろみおるのみ。<br /> いつの日にか、この定められし時の尽きはつるとき…… われ再び汝らの頭上に現れ出でて、わが白皙の光もて汝らの行く手を照らさん。<br /> そう、かの時のごとくに……」 「失われし時の力」を呼び戻すべく、 彼らはことを起こした。<br /> 「よかれ」と信じて……。<br />