昭和35年春、中学を卒業したばかりの宮下俊一は、上阪してセロファン印刷の工場に入社する。<br />激しい工場勤務の中で俊一は高校進学を希望するようになる――。<br />高度成長期の日本を舞台に、底辺で生きる若者たちの青春を描く大河小説の第一弾!