梅田、新世界、京都とわたり、難波へ帰って来た吉本支配人は、吉本興業の縁の下の力持ちとして懸命に働く。<br />芸人との交流、支配人としての活躍、やがて総支配人となり、吉本興業の隆盛を確認して劇場を定年退職する――。<br />