「この町の運命を左右する日がもうすぐやって来ます。<br />その前に対応策を練らなければ私たちの町は滅亡してしまいます」悲観した表情で語る町長、井森と慧眼和尚は、すでにその場所で異様な霊気を感じていた。<br />その正体を聞かされて井森は驚いた。<br />プロの霊能者が束になっても敵わない巨大な霊とは――。<br />