おかあさんの気持ち
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ある時、楽しい子供の歌のコンサートを聴きに行きました。
作詩者の詩集も読みました。
そんな感激の中で、はっと気づきました。
私も一人息子の幼い日の言葉を詩に書き留めていたことを―。
もう大人になった息子の幼い日の出来事が、茶色に変色したノートから、生き返ってきました。
お母さんだからこそ味わえる小さな感動、子が母を慕い、母が子を思う気持ち、それは、昔も今も世界中、変わらない心の在り方と信じます。
今日は学校でいやなことがあったけど、今日はご近所とトラブルがあったけれど…なぜか、ほんの少し気分が晴れました。
独り立ちした詩集が、そんな声の聞かれるカンフル剤のような役目をしながら、歩んでいってくれたら、とても幸せに思います。
―あとがきより抜粋―
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