かげろうのなか
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私は、信州の周りを山に囲まれた小さな城下町で育ちました。
秒刻みで変わっていく都会とは異なり、そこは今も自然に恵まれ、四季の変化に富んだところです。
絶好の遊び場であった城跡の城跡の石垣――。
クワガタを見つけたヤナギの木――。
大人になった今でも、そこに立つと、あの時の姿や笑い声、誰かを呼ぶ声を聞くことができます。
また、その時こころの動きまでが、あたかも、つい先程の事のように思い出されるのです。
それは、喜びや感動であったり、あるいは戸惑いや不安であったりもします。
そんな時の思いやこころの動きなどを、こうして一冊の詩集にまとめあげることができました。
)―あとがきより抜粋―
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