青い地球としゃぼんだま
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少女のころ、お気に入りの詩集をくり返し読みながら、こんな美しい言葉をつかう「詩人」って、どんな人たちなのだろうと想像しました。
私みたいにくいしんぼうで、ワルイ心を持っているはずはない、と思いました。
私は、ひとつの夢を誰にも話さず、胸の奥のほうにしまいこみました。
それからずいぶん月日が流れて、とっくの昔に大人になっていた私は、ふと、胸に浮かんだ思いを言葉にしてみたのです。
それは、心のつぶやきのようなものでしたが、これが「詩」なのかもしれない、とおもいました。
不思議でした。
「詩」は、ありふれた日常の中から、湧き水のようにしみ出してきたのです。
こうして、心のつぶやきのような「詩」が、一編一編増えていきました。
いつか一冊の詩集をもちたい―胸の奥にしまった少女の日の夢が今、本当のことになろうとしています。
―あとがきより抜粋―
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