太陽へ
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先日夢を見ました。
本屋さんの片隅で私は絵本を広げています。
そこはとても明るく、絵本がとてもきれいに見えました。
「わあ、まだこんなにきれいな色を見ることができるんだ。
」と思ったところで目が覚めました。
私は少しずつ目が悪くなる病気にかかっています。
治す方法はまだ見つかっていません。
今はもう物の形も色もはっきりとは見えません。
この詩集にはそんな私がまだ少し見える目とそのほかの体全部と心を使って書いた詩が収められています。
「見える世界」に生きて詩を書くことに慣れてきた自分にとって「見えない世界」に向かって歩きながら詩を書いていくことはとても大変なことに思えます。
でも、私は私の今を生き、私の詩を書いていきたいと思っています。
―あとがきより抜粋―
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