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八丈太鼓

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みなさんは、海を流れる川を見たことがありますか?私の故郷八丈小島の周囲では、日夜、黒潮が激流となって波立っているのです。
その故郷も今は無人島。
身体を静かに休め、歴史を刻んでいるだけです。
小島では、夜はランプを囲み、雨水を貯めて飲料水としていました。
病院、医者、お店、車なども無い島でした。
あるものといえば、風除けの石積みに囲まれたトタン屋根の家と学校、八丈島への買い出し用の船一隻、島民は約八十人。
そんな大自然の中で育った私は、宝物のようなたくさんの思い出を残し、中学二年の終わりに親元を離れ八丈島に旅立ちました。
その後、昭和四十四年に、集団移住となり、無人の島となりました。
―あとがきより抜粋―




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