夜の殻
世の中には、社会に順応できる人とできない人がいます。
もしかすると、最初から何不自由なく社会生活を送れている人の方が少ないかもしれません。
おそらく、大抵の場合、人は社会に馴染むため、望むと望まざるに拘らず自分を変えていきます。
朝が夜の殻を砕き割り抜け出て来るように、人生もそれぞれの殻を割らないといけない時がきっとあります。
純粋に夢に執着して生きる男と、迷いながらも思い切り過去を捨てる女……。
夢と人生、執着と放棄について考えさせられる、少し精神的に奇妙な恋愛物語です。
第1回マイナビeBookコンテスト入選作品。
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