神楽美野里(16歳、高校生)は代々、ある小さな神社に使える巫女の家系だった。<br />一方、美野里の幼馴染の館山奏は、その神社の次期宮司。<br />まじめに巫女の仕事をこなす美野里とは対照的に、奏は遊んでばかりいた。<br />そんな奏に美野里は不安を覚えるが、奏には代々受け継がれてきた重要な使命があった。<br />超わがままな神様と天才宮司が繰り広げる妖怪ファンタジー小説の第2巻。<br />第1回お仕事小説コン特別賞受賞作。<br />