司書子さんとタンテイさん ?木苺はわたしと犬のもの?
髪飾りはどこに消えた!?本と生き方を巡るささやかな冒険譚小さな市立図書館の児童室に勤める司 蕭子(つかさ しょうこ)は、プライベートでは泣き虫で人見知り。
ある日、‘司書子(シショコ)さん’と馴れ馴れしく蕭子を呼ぶ、‘タンテイ’、こと、反田(たんだ)とともに、児童室で泣いていた女の子の髪飾りを探すことになるが……。
「本を開けばどこにだって行ける、でも現実の世界はわたしには広すぎる――」。
不器用な本の国の住人が、なけなしの勇気を胸に歩きはじめるハートウォーミングストーリー。
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