時は明治――北海道の函館山の中腹にある『宇佐伎神社』。<br />戦で命を落とした兎月は、修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり日々参拝客の願いを叶えている。<br />寒さも厳しくなってきたある日、境内には母の病の治癒を願うためにやってきた小雪の姿があった。<br />兎月は神社の主神であるツクヨミに病を治すことができないか相談するが…。<br />発売直後に重版の人気作!和風人情ファンタジー待望の第二弾!