ハウスキーパーの北村茜は、芦屋にある大きな日本家屋の家に派遣された。<br />そこに住んでいるのは変わりもの小説家・蘇芳望だった。<br />彼のところで働き始めて数日経った朝、最近近所で起きているボヤ騒ぎのことで警察がやってきた。<br />実は蘇芳は副業で’言霊遣い’をしており、暴走した言霊(言禍)が巻き起こす事件を解決していた…!ファン文庫大人気シリーズ『神様のごちそう』の著者が描く、現代ダークファンタジー開幕!言霊が具現化し禍(わざわい)を引き起こす――