ガラクタ王子と覇竜の玉座
神罰に抗い、人間と竜が結託して神様を殺してしまった世界。
創造者を失った世界は次第に崩壊しはじめ、大地は汚染し、【腐れ神】と呼ばれる神の呪いが跋扈している。
人々は竜の遺物で創られた武器《竜具》でかろうじてそれに抗っていた。
クラウ・タラニスは、ガラティア王国の第3王子だが、母が庶民の出の側室のため王族とは見なされないばかりか、竜具に触れるだけで壊してしまうので、人々から【ガラクタ王子】と蔑まれていた。
そんなクラウがとある事件をきっかけに、王を予言する竜姫《リア・ファール》と出会い、自らの運命を変えてゆく──ガラクタ扱いされていた主人公が仲間と出会い、人々のために世界を変えてゆく、王道ファンタジーが今幕を開ける!
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