幼い時に父を亡くし、豆腐屋を営む叔父を手伝って暮らす主人公の青木千三。<br />千三と首席を競い合い、浦和中学へ進んだ柳光一との友情を軸にお話は進みます。<br />貧困、いじめにくじけそうになりながらも、たくましく乗り越えていく。<br />志を高く持つ少年たちにすがすがしさを感じる。<br />昭和初期の作品ながら、時代をこえて訴えかけてくる少年文学の傑作。<br />