一人だけセロが上手く弾けないゴーシュは、いつも楽長から怒られていました。<br />そんなセロの家に毎晩、かわいい動物たちが次々にやってきてはゴーシュに弾いてくれと頼みます。<br />そして公演の日に、ゴーシュが弾いたセロは……。<br />温かい気持ちがあふれだす宮沢賢治の名作を、原文のままに読みやすく改編しました。<br />