本格派探偵小説家。<br />それぞれ趣向が異なる短編三本を収録。<br />スパイを捕まえるために仁科親子がとった行動とは?道雄少年の活躍を描いた「計略二重戦」。<br />血液型からわかる親子の絆、果たしてそれには例外はないのか「血液型殺人事件」。<br />乗鞍岳の山頂を買い占めた富豪の目的は?血筋を守ろうとした悲劇を描いた「黄鳥の嘆き」。<br />※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。<br />