安寿と厨子王は父を訪ねる旅の途中で、人買いに誘拐されてしまう。<br />母とも引き離された二人は山椒大夫に買われて奴婢となる。<br />姉の安寿は弟を逃がして自らは死を選ぶ。<br />厨子王は母と再会できるのか。<br />読みやすくするため、現代の言葉に近づけました。<br />明治・大正期の文学者、森鴎外の代表的な短篇小説。<br />