滝に落ちて瀕死の重傷の行秀がたどりついたのは四季の花が咲き乱れる不思議な家だった。<br />そこには美しい姉妹が住んでいた。<br />長い黒髪で童顔ながら豊満な胸の姉の梛(なぎ)、謎の美女鏡果(きょうか)に恋する妹の榊(さかき)。<br />二人は清楚な処女に見えたが、子孫を生むために行秀を誘惑する。<br />迷い家で美女たちとの官能の日々を送るうちにやがて記憶が蘇る。<br />