宮沢賢治の童話。<br />軽便鉄道の停車場のちかくに、猫の第六事務所は猫の歴史と地理をしらべるところ。<br />四番書記のかま猫は同僚たちからのいじめにあう。<br />最初は黒猫の事務長はかばっていたのだが……いじめのむなしさや周囲との孤立を描いた現代にも通じるお話。<br />読みやすくするため現代の言葉に近づけました。<br />