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罠を跳び越える女

【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。
川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。
文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。
坂口安吾の恋人とされる。
「茶粥の記」亭主に先立たれた妻と姑。
亡夫は食通で通っていたが、ご馳走はほとんど食べたことがなかった。
郷里への途中寄った温泉宿でこれからの姑との暮らしを思いやる。
「凍雲」一度は結婚したものの親の反対で引き裂かれた夫婦。
しかしお腹には赤ん坊が。
何とか親を説得しようとする二人だが……。
「反逆」夫に死別したお松は貧困で食うや食わずの生活だった。
それを助けたのは教会の神父。
しかしそれは単に利用されただけであった。
しかしお松は娘の病気が神の奇跡で治ることを信じて……。
「罠を跳び越える女」槙子は銀行の事務員。
しかしある活動をしていた。
それが上司にバレて勤めをエサに説得されるが……。
たくましくしたたかに生きていく女性を描いた作品。
文壇デビュー作。
短編四本を収録。
※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。




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