作家岸本捨吉は、妻の死後、子どもの世話をするため同居していた姪の節子と関係を持ってしまう。<br />しかし捨吉は節子の妊娠がわかったとき逃げるようにフランスへ行くのであった。<br />もう二度と帰らないつもりであったが戦争の激化に伴いやむなく帰国。<br />再び関係が再燃してしまう。<br />島崎藤村の自伝小説。<br />