「お艶殺し」駿河屋の一人娘お艶と奉公人の新助。<br />世間的には決して結ばれない二人だったが、悪者に唆され駆落ちしてしまう。<br />果てしなく堕落してしまう男女。<br />お艶を救おうとして新助はやむなく人殺しをしてしまう。<br />「殺人とはこれほど楽な仕事か」罪を重ねる新助に対しお艶はどんどん妖艶になっていく。<br />他に「金色の死」を収録。<br />※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。<br />