三行分けによる散文的なスタイルの短歌で名声を得たが結核で26歳で夭折。<br />故郷への郷愁の想いや貧困、我が子を亡くした哀しみ。<br />繊細な感性で綴られた短歌は啄木の人生が詰まっている。<br />「我を愛する歌」「煙」「秋風のこころよさに」「忘れがたき人人」「手套を脱ぐ時」の五部構成。<br />※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。<br />