魔術師の杖 錬金術師ネリア、師団長になる
〈あらすじ〉今回の舞台は‘人魚伝説’が色濃くのこるマウナカイア。
エメラルドグリーンの海に珊瑚礁の白い砂浜……そこには人魚になれる魔道具があるという。
夏の終わりに、錬金術師団の一行とともに王都から遠く離れたリゾート地、マウナカイアへ休暇をとりにやってきたネリア。
海洋生物研究所では所長のポーリンと助手のカイが出迎え、滞在するのは王家所有の別荘がある小島。
対岸にあるビーチは王都からの観光客でにぎわっている。
休暇を楽しむネリアを、助手のカイが「熱帯魚が集まる珊瑚のきれいな茂みをみにいこう」と誘うと、それをみたユーリも黙っちゃいない。
オドゥは何やらこそこそしているし、おなじみ錬金術師団のメンバーもそれぞれに過ごす南の海での楽しいバカンスのはずが……。
〈著者からの一言〉仕事ばっかりじゃなく人生も楽しまないとね!休暇をとって珊瑚礁の美しい海がひろがるエクグラシア南端のリゾート地、マウナカイアにやってきたネリアと錬金術師たち。
そこでの出会いがまたひとつネリアの世界をひろげていきます。
ライアスやレオポルドがでてくるシーンはしっかり加筆してます。
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