奉公先の八文字屋は、全員がタヌキだった!それでも店で働き続けたい一心で、文吾は人の子だからこそできることを探す。<br />やがて先輩が正体を客に見破られ、店が危機に陥る。<br />文吾はある提案をするが…。<br />少年が居場所を見つけるために奮闘し、成長していくさわやかな物語。<br />ふだんは人に化け、物を貸す際にはそれに化けるタヌキたちがユニーク!期待の新人の第二作目!