その日、大学入学のため上京したパソコン・マニアの六郷四郎は、憧れの街・秋葉原に向かった。<br />だが彼が、足を街に踏み入れた瞬間、店で万引き扱い、さらにヤクザに睨まれた。<br />パニックに陥った四郎は、思わず逃げ出した! その瞬間、すべての歯車が狂い始めた。<br />爆破予告、銃撃戦、警視庁とマフィア、中近東のスパイたちまでが入り乱れ、暴走する電気の街・アキハバラ! パニック・アクション小説の傑作。<br />