オーバロ人の脅威「蟲」。<br />その天敵である合成有機獣「狩人」の世話を任された孤児のパル。<br />彼女が部屋を出た隙に起きた爆発事件で、狩人は全滅。<br />しかも犯人はパルだと証明されてしまう。<br />形式的な裁判で死刑になるところを救ってくれたのは、変人かつ傲慢な魔術師ザラツシュトラだった。<br />命の恩人である先生の面倒を見るパルは、否応なく事件に巻き込まれていく。<br />魔法と論理が織りなすゴシック・ミステリー。<br />