原油争奪戦争
二大油田のダブルジャックは中国のアキレス腱、新彊ウイグル自治区の大暴動に発展。
石油の需給バランスを崩壊させる深刻な事態に、日中両国政府は強攻策を決断、西の塔南油田には中国正規軍、東渤海の海上リグには陸自特殊部隊を派遣した。
だが、あまりに鮮やかに裏をかくテロリストの行動に、日本政府から情報漏洩の疑いが……。
テロリストに資金と情報を提供していたのは、官僚組織に巣くう闇の派閥だったのだ。
霞ヶ関を怪情報が行き交う間に、決戦場となった塔南油田には空前規模の砂嵐が迫っていた――。
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