合衆国
死に体の合衆国。
西部同盟軍と正規軍は、政権の正当性を懸けた戦闘を激化させていた。
同胞の殺し合いを憂う米太平洋艦隊の一隻の潜水艦が、事態を終熄させようと大統領座乗艦を撃沈。
だが大統領の暗殺は、混乱と戦火のさらなる拡大を招いた。
英国に援助を要請し懸命に建て直しを図る正規軍。
一方、西部軍はアジア各国の支援と圧倒的戦力を楯に東進を続ける。
ついに、追いつめられた正規軍の強行派が暴走し核の使用を決断。
血みどろの内戦は大国に自滅の道を突き進ませるのか。
大石英司の『合衆国』シリーズ、堂々の最終巻!
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