ある朝、作家・鈴木小夜子は桜の舞う歩道橋の上にいた。<br />ひどい二日酔いに見舞われ、昨晩の記憶はない。<br />手には札束が入った見知らぬバッグ、そして現れる不思議な美青年……。<br />謎と酒に酔いしれる、一夜限りのファンタジックなミステリ。<br />