帝国政府は皇宮突入の不手際を理由にイシュカークを帝都より追放。<br />デュマシオンは皇帝の代理人から属国の国主に戻されてしまった。<br />皇女との別れ、そして失意の帰国。<br />だが、旧態依然とした国元では国主の座を狙う一派との争いが尽きることなく続いている。<br />絶望に囚われるデュマシオン──。<br />しかし、遂に試練の刻が……!