死にがいを求めて生きているの<電子書籍版 特典付き>
朝井リョウが放つ、2年7ヶ月ぶりの新作は、‘平成’を生きる若者たちが背負った自滅と祈りの物語。
誰とも比べなくていい。
そう囁かれたはずの世界は、こんなにも苦しい――「お前は、価値のある人間なの?」植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。
二人の間に横たわる‘歪な真実’とは? 毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。
交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、目隠しをされた‘平成’という時代の闇が露わになる。
賞賛の声、続々! 梶裕貴(声優)「朝井リョウの小説は、人を裸にする。
本作でも見事に脱がされました」 吉田大八(映画監督)「あらゆるものを剥き出しにする容赦ない光、なのに優しい希望の詩」電子書籍版特典として、朝井リョウ、伊坂幸太郎をはじめとする「螺旋プロジェクト」全8作家が早稲田大学にて行った座談会がついています!出典:「『螺旋』の先にある新しい小説の景色」(2016年7月発行「小説BOC2」に収録)
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