迷宮入り事件の解決が、大切な人を傷つける。<br />ベストセラー『雪冤』の著者が贈る慟哭のミステリー！捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で見つかった。<br />懸命な捜査にもかかわらず、事件は迷宮入りとなった。<br />十五年後、後輩刑事の川澄は犯人と目される男の身元を特定。<br />だが逮捕を目前に、男は殺害された――。<br />殺したのは柴崎なのか。<br />これは解いてはいけない迷宮だったのか。<br />事件の裏に隠された、慟哭の真実とは？文庫書き下ろし
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