秦の始皇帝の父ともいわれる呂不韋。<br />一商人から宰相にまでのぼりつめたその波瀾の生涯を描く。<br />十五歳の少年・不韋は、妾腹の子であるため、家にあっても孤独で、確たる未来を描けないまま日々を送っていた。<br />ある日、父の命により従者・鮮乙とともに旅に出ることになったが……。<br />【全五巻】