京都感情案内 (上下合本) 新装版
アパレル企業社長の父親から一億円を渡され、京都へ人間修業に来た平松青年。
会社を継ぐには京文化や女心を学ぶ必要がある、というのだ。
祇園甲部の芸妓・小万や弁護士、骨董の目利き、影の実力者らが平松の周りに集まってくる。
そんなある日、都をどりを見に来た女性が小万の点てたお茶を口にすると急死した。
さらに彼の周囲に事件が相次ぐが!?殺人、ストーカー、誘拐――事件の渦中にある平松に、京都府警の木下が東京から来た男を紹介した。
自分も京都遊びを覚えたいと、西陣の旦那衆と日夜豪遊を繰り広げる十津川警部であった。
彼は身分を隠し、ある男の行方を捜していた。
やがて平松の周辺で起きる事件と十津川が追う事件とを結ぶ糸が!? 真相に迫る十津川を京文化の闇が翻弄する!!
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