不埒なボディガードは甘くてズルいっ!
美都の仕事は、社長である父の名代としてパーティに出席すること。
エスコート役の木嶋は大学の先輩に当たる人で、美都に優しく紳士的に接してくれているが、美都のバックボーン目当てだということは明らかだった。
一定の距離を置こうとする美都とは裏腹に、美都に強引に迫ろうとする木嶋。
そんな木嶋を阻止してくれたのは、父が頼んだボディガード・樫野翔だった。
颯爽と登場した翔に心臓が高鳴る美都だったが、家に送り届けてもらう車中、翔に気持ちを逆撫でするような態度に出られて、美都もついカッとなって応酬してしまう。
いつものわたしはこんな風じゃないのに。
美都の戸惑いをよそに、翔は美都のボディガードとして、また新たなエスコート役として美都のそばにずっといることになる。
募る恋心。
しかし翔はいつまでも美都に不埒な態度を取りつづけ、ついに気持ちを抑えきれなくなった美都は、ついに自分から翔の部屋を訪ねる……。
【著者紹介】綾瀬 麻結(あやせ まゆ)大阪府在住。
6月28日生まれ。
現代ものからTLまで、ドキワクな恋愛ストーリーをお届けできるように、マイペースながらも日々精進中。
最近ハマっているのは、フルーツと紅茶のマリアージュ!
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