皇帝陛下は花嫁狩り ?いきなり私が皇妃様!??
ラウエルン帝国では花祭りの時期に皇妃を「狩る」というのがならわしで、今年はじめて花祭りに参加したヘレーネも、友人や母親に勧められて白い花冠で出かけていった。
そろそろ祭りも終盤というころ、不意に脇から出てきた腕に腰を抱えられ……。
「わが花嫁が決定した」頭上から響く声。
まさか、本当に!? 若き皇帝アルフレートにそのまま皇宮に連れて行かれたヘレーネ。
これから二人の新婚生活がはじまる。
でも、最初の時はものすごく痛いって――それに、よく知らない相手なのに! どうして私がいきなり皇妃様!?【著者紹介】宇佐川ゆかり。
東京都在住。
主に乙女系小説で活動中。
甘い恋愛描写と濃厚なラブシーンを得意とする。
執筆の合間にコーヒーとおいしいチーズケーキで一息入れるのが好き。
理想のチーズケーキを求めて、日々探索中で、時には自分で焼いたりもする。
代表作:『契約恋愛と外せない指輪』『公爵様と傷心シンデレラ』
更新中です。しばらくお待ちください。