単身赴任の旦那様と6年ぶりの溺愛生活
幼いころに引き取られたブライトン家でひどい扱いを受けていたリオナを嫁として迎え入れたシオンは、その1年後には第二王子に随行して、北の砦に赴任してしまった。
数年で終わるはずの任務は長引き、ようやく6年ぶりに戻ってきたシオンの前に現れたのは、6年前のやせっぽちな少女からは想像もできないほど美しい乙女だった。
リオナの将来を考え、養子縁組を結び直して父親がわりになってもよい、と考えていたはずのシオンは、すっかりリオナの虜に。
度が過ぎるほどの溺愛っぷりに、母のみならず使用人たちまであきれる始末。
そんなラブラブな折、女遊びの派手な第二王太子ヴィクトルから舞踏会の招待状が届く。
嫌な予感しかないシオンは、招待状を無視しつづけるのだが……。
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