大公殿下は幼なじみ妻に「愛している」を伝えたい
アーホルン王国の公爵家長女、レオナ・ブレトリウスは悲嘆に暮れていた。
幼なじみであり、自身が幼少期にしていた男装のお陰で傷つけてしまった彼――ヴァント帝国第二王子、マリウス・バウムガルドから求婚されたからだ。
そんなレオナは輿入れ後も優しくされ、甘く抱かれることに戸惑い、涙を流す。
一方で大好きなレオナと結婚できて喜んでいるマリウスは、レオナの思いに気づかない。
しかも、レオナの侍女であるクライバー夫人もなんだか思うところあるようで……?幼なじみ夫婦のレオナとマリウスは、果たして幸せになれるのだろうか――。
更新中です。しばらくお待ちください。