年下腹黒国王に下剋上されまして ?理想の旦那様は、ドSに成長していました?
トアイードの王女、ヘンリエッタは怯えていた。
これから、昔無自覚にいじめていたサルグレットのリュカの所へ嫁ぎに行くからだ。
何をされるのかと怯えながらも、サルグレットの王となったリュカと再会したヘンリエッタは、彼が美しい青年へと成長していたことに思わず驚き――恋をした。
「ヘンリエッタが初恋の人だよ」そんな台詞までかけられて、ヘンリエッタは夢心地。
昔のやらかしを気にしているどころか、甘く愛してくれるリュカにヘンリエッタはメロメロだった。
しかし、初夜でリュカに「負の側面を妻となった君に見せてもいいのだろうか」と問われたことから、状況は変わり始めて…!? 負の側面って――えっ、そういうこと…!?
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