エリート弁護士の囁きはこじらせ女子を素直にする
司法修習生の美紀の指導担当・友則は、およそ弁護士らしからぬファッショナブルなスーツに身を包んだイケメン。
同期からうらやましがられたものの、遊びもおしゃれも排除し、ひたすら優秀な弁護士になるため頑張ってきた美紀の目には、軽薄に映っていた。
しかし、日々友則と接していくうちに、美紀の心は彼の気遣いや心構えなどによって塗り替えられてゆく。
そして尊敬すべき存在だと自覚した時、自分の未熟さを痛感。
自信が音を立てて崩れ落ち、友則の腕の中で泣きじゃくってしまう。
そんな美紀を友則はそっと抱きしめ、そして額にキスを――え? キス? だが美紀は、そのキスの意味を励ましだと言い聞かせる。
なぜなら友則にとって自分は単なる修習生でしかないはずだから。
恋心を押し込めようとする美紀の前に現れたのは――
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