皇太子殿下は初恋の王女を何度でも愛します
グレイスはガナイシュ帝国の南東に位置する小さな国、アリーフェン王国の王女。
帝国の皇太子フェリクスに秘かに恋心を抱いている。
皇帝の在位三十年を記念する舞踏会に出席したグレイスは、そこで媚薬を盛られて苦しむフェリクスと遭遇。
なんとかしなければ――その一心から身を挺してフェリクスを救おうとする。
翌朝、フェリクスから‘責任を取るため’求婚すると言われ、傷つくグレイス。
フェリクスを愛しているからこそ、責任を果たすための愛のない結婚をするなんて――。
皇太子妃となったグレイスに、小国の王女如きと周囲の目は冷たい。
特に公爵家の令嬢ベラドナはグレイスがあらぬ嫌がらせをするとフェリクスに訴えて……
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