絶対に許さないと思っていたのに、再会愛に溺れてしまいました
三人姉妹の末っ子である清香は、一生結婚しない、と決めている。
高校生のころ、長姉の恋人であった晴人。
清香が唯一心を開き兄のように慕っていたその晴人は、二人きりの時にキスばかりかそれ以上のことまで迫って、清香の心を深く傷つけた。
両親の離婚が元で男性に対して根強い不信感を抱いていた清香にとって、それは今でも許せない出来事だった。
あれから七年。
二十五歳になった清香は変わらず男性不信でカレシができたことはない。
そんなある日、見かねた次姉から半ば強制的に勧められた合コンに参加すると、よりにもよって晴人が現れたのだ! なぜここに? 苛立ちを抱きつつ早々に店を出る清香だが、追いかけてきた晴人に、謝りたかった、ずっと好きだったといきなり告白されて――
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