白金の杖の魔女と滅竜騎士の溺愛【合本版】
見習い魔女であるヴィオラは、最強の魔女・エルヴィーラの唯一の弟子だ。
師匠のエルヴィーラは、その美貌と魔術で超有名人。
だが、とてつもなく怠惰であり、ヴィオラは今日もエルヴィーラの世話で忙しい。
そんなヴィオラには想いを寄せる相手がいた。
その相手は’滅竜騎士’であるラーシュ。
’滅竜騎士’は単独で竜を斃した騎士に与えられる称号、騎士たちの憧れの存在だ。
異国風の風貌に、鋭い目つきのラーシュを多くの女性は怖がっていたがヴィオラは違った。
二年前、貴族たちに襲われそうになったところを助けてくれて、優しく気遣ってくれたラーシュ。
その時からヴィオラは彼に恋をしている。
とある日、ラーシュがお菓子好きと知ったヴィオラは、お菓子屋巡りを提案する。
デートを重ね、彼の素顔に触れるたびに想いを募らせるヴィオラ。
一方のラーシュもヴィオラが大切な友人以上の存在になっていることに気付くのだが、ヴィオラの身には、ある危機が迫っていて……!?
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