日本が初めて体験する海外からの侵攻―元寇(文永・弘安の役)。<br />日本の存亡をかけたこの最大の国難に、鎌倉幕府8代執権・北条時宗はいかに悩み、そして決断をくだしたか…。<br />蒙古侵攻をひかえながら、北条一族の政権争い、朝廷の分裂に巻きこまれる時宗。<br />さらに暗躍する海商、そして日蓮の不気味な予言。<br />内憂外患の中で一国を預かるリーダーの姿を描く長編歴史小説。<br />