戦国名軍師列伝
天下を争う武将たちの帷幕にあって、組織の命運を握る作戦の立案と完璧な遂行を求められた軍師たち。
一口に軍師といっても様々なタイプがいました。
大友宗麟の軍師を務めた角隈石宗は、妖術を操った軍配者といわれ、天気予報を司り、出陣に伴う戦勝祈願の儀式を執り行う役目を担っていました。
竹中重治(半兵衛)、黒田如水(官兵衛)に代表される参謀的軍師は、軍勢の配置や戦いの進め方など、具体的な作戦を立案して意見具申を行う立場にありました。
本書では、戦国時代に活躍した軍師32人にスポットをあて、そのプロフィールと業績を紹介したものです。
持てる軍学のすべてを駆使して信玄を大大名に押し上げた山本勘介、高潔な人柄と卓越した軍略で秀吉の天下取りを支えた竹中重治(半兵衛)、家康を討死寸前にまで追い込んだ戦国屈指の勇将・真田信繁(幸村)など、名将・智将・謀将・勇将の機略の数々と人間像を描き出す人物評伝。
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